2010年02月04日(木)
【カレンの声】
今日はなんの日？かってーとひさびさのお休み。
そして三姉妹長女の姉ちゃんの誕生日です。おめでとう！
「今日は何の日（ふっふー）」
カレン・カーペンターが亡くなった日だとの特集。
いわずもがなカーペンターズのあの声、
カレンの声は
小学生のわたしに「アメリカ人の声」として
ファーストインパクトを与えたのだった。
最初に聴いた曲は「Yesterday Once More」だった。
歌いだしの「When I was」の音は女声にしてはとても低く、
小学生のわたしは二重あごにして一生懸命やっても出なかった。
しかし
学校や市の合唱団で一緒だった泉ちゃんという
アルトでもソロをとるような歌が上手な子がいて（またええ声なんだわ）
その子は楽勝で歌える感じ。
私はいつまでも泉ちゃんと一緒にいるかぎりソロは獲得できなかった。
今でこそソロでないコーラスの楽しさも味わえるけれど
そんときは羨望のまなざしでみんな彼女を見ていた
私も分かりやすい目標があったからがんばったんだと思う。
今は彼女はどうしているんだろう。今もうまいんだろな。
いつまでたっても彼女は憧れです。
話しはそれましたが、
カレンの発音は小学生にも分かり易くとっても美しい英語でした。
お手本のような歌と英語。
中学では音楽の教科書に「Top Of The World」が載ってたし
英語の先生も教材として使っていた。
お手本のような人と思っていたけれど
実際の彼女が経験したのは
若くして手に入れた成功の陰で
めまぐるしい運命を必死で泳ぎ、流され、苦悩した
容姿に対する中傷と、優等生的な音楽性への批判
大好きなお兄ちゃんが結婚し、自分はすぐ夫と破局。
心のバランスを失った彼女は過度なダイエットで拒食症になり
最期は独りベッドで倒れていた
かけぬけた32年。
そして小学生だったわたしも 彼女と同じ32歳。
でも私が部屋で死んでて見つけられたら困っちゃう
だってお掃除しないと散らかり過ぎだから。笑
生きた証を、作品に残せていないからまだ死ねない。
それにごはんが大好きだから大丈夫。笑
あったかく美しい声。
でもどこか寂しさが漂っている。
なんかアメリカ人でもないのにアメリカに帰りたくなるような
きゅーっつと心がしめつけられるような
懐かしいものをいっぱい思い出させてくれる。
素晴らしい作品をありがとう、カレン。
カレンは最初ドラマーだったんだって。びつくりね。
ちなみにシオノギ製薬CMで土屋アンナが歌ってる「SING」も
カーペンターズの曲だよ。
今日はカレン祭。
15:48
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