1/6ページ目 「おーい辰馬例のやつどーなった?」 「ちゃんと用意したき」 「さすが」 何やら楽しそうにヒソヒソと話す銀時と辰馬の声に近くを通った高杉はピタリと足を止めた。 「へぇ〜今こんなんなってんのかよ」 「あはははは手に入れるの苦労したぜよ」 楽しそうにヒソヒソ話してる銀時と辰馬の近くを通った高杉はピタリと足を止める。 なんだぁコソコソと。少しだけ眉をひそめ二人に目をやる高杉。自分も感情を表すほうではないが、普段あまり笑顔を見せない銀時が無邪気に笑い合う姿をじっと見つめていた。 「用があるなら話かけたらどうだ?」 不意に声を掛けられ勢いよく振り返るとそこには桂がいて。 彼もたまたま通りかかった処で声も掛けずにただ黙って銀時達を見つめてる高杉に首を傾げていた。 「…別に用はねぇよ」 「あの二人気が合うみたいだな」 「同じモジャだからじゃねぇの」 「酷いな。しかし不思議だな銀時は誰であってもどこか一線を置いてる感じだったが、坂本にはそんな感じしないな」 二人の姿にクスッと笑う桂に高杉は黙ったまま歩き出した。 「高杉は、銀時をどう思う?」 「…なんだ唐突に」 意味のわからない質問に怪奇な表情を浮かべる。 「前から思ってたんだが、銀時に惚れているんじゃないか?」 「はっ…馬鹿言ってんじゃねぇ。誰があんなクソ天パ」 鼻で笑う高杉に桂は淡々と続けた。 「じゃあ、銀時は俺がもらうぞ」ー−−− [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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