めぃん

並盛日常2
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第1話お騒がせな虹の大人たち!



とある深夜の沢田家の向かい側の
真っ赤な屋根をしたいえの1部屋に明かりがついていた。

「こまったぞ。風。」

「えぇ、困りましたね。」

「これはさすがの俺も予想外だ。」

きらびやかに揺れる蝋燭の火を二人の青年が囲み混み、眉を潜める。
可愛らしいもみあげのついた青年が苦虫を噛むように歯を食い縛る。

「・・・・困りましたね」

再び風トヨバレタ青年は呟くともみあげの青年、もといりボーンは明日にかけるしかねぇな、と光る蝋燭の火を吹き消した。




翌朝、沢田家は騒がしくざわついていた。

「やばいって!遅刻するじゃん!今日文化祭なのにぃぃぃ!」

「あ、十代目、いってらっしゃいっす!」

「今日は俺達も観に行くからなぁー!」

「いらないって!俺森の木の役だし喋らないし!」

いってらっしゃい、とにこやかに笑いながら髪をくくり、うえに束ねた獄寺が言う

そのあとに朝御飯をのんきに食べている山本が手を振る。


そう、今日は綱吉、炎真、バジル、コロネロ、ラルミルチが通う並盛中学のぶんかさいなのだ。
しかも全員同じクラスで劇をすることになっていてその劇は変ゼルとグレーテルで変なヘンゼルとやけにグレてる、グレーテル。という妙な設定のヘンゼルとグレーテルをするのだ。

綱吉はそれの森にでてくる木の役で、
まじな兄弟ということで、ラルミルチとコロネロがヘンゼルとグレーテル、

炎真は意地悪な魔女、
バジルはその召し使い、
とその揃ったような揃ってない設定だった。


「いってきまぁす!」

本当にヤバイと感じた綱吉はなにも口にしないまま家を飛び出した。


「母さん、父さんいってきます!」

同じく隣のとなりの家では急いだように炎真も綱吉と同じように飛び出してきた。

「炎真クンも遅刻!?」

二人で横にならびながら走り、綱吉は苦笑しつつ炎真に尋ねる。

「うんん、僕はバジルくんとの時間に遅刻・・・」

またバジル!?
っと内心で綱吉は突っ込みをいれる。

「あ、炎真殿!」

家から数メートル先に立つバジルは二人にてを降る。

二人とも家となりの癖に
家ノ前で待ち合わせしないんだ、
と首を傾げ筒綱吉は真面目に遅刻をしそうなのではしりだした。



並盛中



なんとか遅刻せずに間に合った三人はそろそろ劇が始まるということで
衣装を身に付けていた。



「ツナくん似合うね。」
真っ黒な格好をした炎真はへにゃりと笑い棚においてあった黒のとんがり帽子を手に取り綱吉に話しかけた。

「炎真くんが格好いいよ…。」


つまらなさそうにため息を漏らすと
綱吉は自分の格好を見た。

全身茶色のタイツに頭には緑のアフロへやのかつらをかぶっている。

もちろん。森の木だ。


「さわ、だ、殿!おまたせしま、した!」

ぎこちないしゃべり方でそばによってくるのは衣装をきたバジル。

炎真と綱吉はちいさく頬を赤らめて視線をそらす。

バジルは段のついた長髪の髪を横に束ね前髪をおでこの上で束ねていた。
一言で可愛らしい少女のようだ。

そして炎真と似たような格好をしていた。



二人とももじもじとバジルをみる。

(何で俺どきどきしちゃってんの!?)
綱吉は胸にてを当てて考えてみた。


「沢田、もうすぐ開幕だぞ。俺の足を引っ張るなよ」


高い女の声がしてはっとする。
目の前には腕を組み仁王立ちする一人の少女。
ラルミルチ、通称ラルだ。


くるくるに髪を巻いていて
頭には小さなハットが可愛らしくつけられ
ラルミルチの大人っぽさが引き立っていた。



「あ、ラル、コロネロは?」
いつも一緒にいる双子のコロネロをさがす。


「衣装をあわせにいっている。それとリボーンと風と話をしている。」


「へぇ、コロネロ主役だしね」
綱吉がへらっと笑うとラルミルチは顔を赤くした。

「べ、別に奴が主役だからって親にビデオを録画してほしいなんてたのんでいないからな!」

焦った様子でラルミルチは顔を背ける。

「へ、へぇ…(ラル、頼んだんだ!!)」
と、綱吉は唖然した

舞台奥ではバジルと炎真が仲良く話していた。

ただならぬ雰囲気を漂わしていた。








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