1/4ﾍﾟｰｼﾞ目 1話雲雀一家がひっこしてきた！ ここはとある幸せな一家 それは男と男が男を生んでいる異色の家族 ｢ばかいってんじゃねぇよ！十代目には此方の服の方が似合うに決まってんだよ！｣ 息子のことをなぜか十代目と呼ぶ男旧姓、獄寺隼人、 ｢んー･･･此方の方が色とかも明るいからツナにぴったしだと思うんなのな｣ 超絶マイペースな父山本武 ｢うぅ、二人ともやめてよ･･･｣ 気の弱い息子、旧姓沢田綱吉 父と母は些細ないことで喧嘩しているがツナの事を想っているのは一目瞭然だ。 ツナはそんな二人が大好きだ。 いつもと変わらない日常を送る山本一家 そんな家族のとなりにとある家族が引っ越してきた。 ピーンポーン ｢すみませんが十代目出てきてもらえますか？｣ ｢うん、わかったよ｣ ツナが玄関を開けると背の高い大人が二人、自分と同じくらいの少年が立っていた。 一人は黒の艶やかな髪に鋭い目 もう一人は深紫の珍しい髪に左右の目の色が違う。 そして自分と同じくらいの少年は 日本人なのか、分からないような容姿に綺麗な金髪そしてライトブルーな海の色をした大きな瞳。 ｢隣に引っ越してきた雲雀です。｣ にこりと音がしそうなほどの笑みを向けられて思わずツナは頬を赤らめる。 ｢これはお近づきの印のそばです！是非食べてくださいね！｣ と、蕎麦を渡される。 何故蕎麦だ、とツナは少し疑問を浮かべる。 ｢これから宜しく｣ 無愛想に鋭い目の人が言ってきてこくりと頷けば三人は、また、と笑顔で帰っていった。 雲雀さんかぁ…。 かっこいいなぁ、と思いつつ奥のへやでまだ続いている父と母の言い合いを聞きながらツナはため息を漏らし扉を閉め中に入っていった。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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